こんばんは
土人です
ふと思いついたので戯れに書きます。
2020年の出生数が86万人だったそうです。
出生数は過去最少86万5,239人、合計特殊出生率1.36…厚労省(リセマム) - Yahoo!ニュース
記事の文脈から見るに少ないと見られているようですが、それはどうでも良いです。
何人生まれるべきか、というのは環境、大げさに言えば時代によって変わる物です。
人口と婚姻率
ここで考えたいのは、今の社会で適切な人口はどのくらいか?です。
出生数の低下が叫ばれて久しいですが、夫婦あたりの出生率は1.94と、2を割り込んでいますが割と2に近い水準に見えます。※参考1
(規模が規模なのでこの0.06も無視できないかもしれませんが)
つまり夫婦の出産数はそれほど低下しておらず、夫婦になる数が低下しているように思われます。
実際、厚生労働省の婚姻数でも低下の傾向がみられます。※参考2
理由は体感的に給料の低下や娯楽の増加、税金の増加など色々考えられますが、こちらもとりあえず捨て置きます。
未婚の分析をしたいわけではないので。
あと、未婚でも子供を産む人は居ますし、事情が複雑なので純粋に出生数で考えます。
人口計算
2020年現在、日本の人口は約1億2000万人。
平均寿命は男の平均寿命は79.64年、女の平均寿命は86.39年です。※参考3
逆算すれば、約144万人の出生数・寿命83歳なら現人口を維持できます。
そりゃ人口も減りますね。
では逆に、現出生数86万人で寿命83歳とすると、約7100万人となります。
人口低下について色々と叫ばれる現代ですが、国や社会の対策に効果が出ていない今、結果だけを見ていけばこのくらいの人口に近づいていくんじゃないでしょうか。
もちろん、ここからいきなり出生率が上昇するとは思えないので実際はもう少し下がりそうですが……。
税金も上がりますしね。
参考
(1)夫婦あたりの出生率
第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所
(2)婚姻件数
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka04.html
(3)平均寿命
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/01.html