こんばんは
土人です
仕事中って仕事したくないので余計なこと考えてしまうんですよね。
アーリーリタイア、セミリタイア、FIRE等々、早期退職という選択肢は何故生まれたのかを考えてみました。
まず、人間が労働するのは対価が生きていくのに必要だからです。
その辺の果物拾い喰いして生きていけるなら労働は不要です。
労働の対価として貨幣を受け取り、それを元に衣食住および娯楽を得るために労働が必要なわけです。
では労働を放棄する早期退職は何故発生したのか。
不労所得によって最低限の衣食住が確保できたから、というのはあると思います。
しかし不労所得が一般に広がったのはそれほど最近ではないと思います。
(不動産等も含めると30年くらい前にはあったんじゃないでしょうか)
30年前の人たちは何故不労所得があっても早期退職しなかったのでしょうか。
私は、娯楽にお金がかかったからではないかと思っています。
30年前といえばインターネットもほとんどありません。
娯楽の楽しみ方も今とはまさに世界が違いますし、私も物心ついていないので想像しかできません。
しかし私の趣味の中で考えても、漫画、動画、ゲームなどはまず本やビデオ、ゲーム機が必要でした。
今も必要なものが大半ですが、無料のものもたくさんあります。
早期退職にも色々いると思いますが、最近ちらほらとネットで見かけるのは生活レベルを下げるタイプの早期退職に思います。
しかし、リタイア者といっても最低限の娯楽は求めます。
この娯楽について、インターネットによって無償の娯楽が大量に増えたことで、従来の衣食住だけでなく、娯楽費までも低く抑えられる人種が増えたのではないかと思っています。
私もリタイア練習として節約しつつこの1年引きこもってますが、インターネットやパソコンが無ければ耐えられなかったかもしれません
大げさに言うならば、早期退職は時代が産み出した新しい文化……なのかもしれません。
もちろん数十年後には欠陥が見つかり滅んでいるかもしれませんが……